ヌッフデュパプのボス・ブログ

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2008年 10月 09日

定男さんと山へ!きのこを求めて!!

普段なら店長はまだまだ夢の中の朝9時!あれ、ちょっと霧雨・・不安です
桜台のローソンで定男さんと合流し、岩泉方面へ出発です!
定男さんにはなれたる道ですが・・岩洞湖を過ぎ、早坂峠までの間に
3回しかブレーキ踏まずに(あり得ねぇ~)ぶっ飛ばしていく定男さん・・ 
もう、付いていくのに必死でしたよ・・ 置いてかないで~
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早坂峠をぐんぐん上っていくにつれ霧が深くなり・・不安がつのるばかり・・
視界は前方15m・・定男さんの車に必死で付いて行こうと前のめりで
ハンドルにしがみついて運転。マジ怖かった・・道の脇はすぐ・・ガケ!!
↑のような倒木の第一ポイントに到着・・霧深し・・ ここは空振りでした。
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尾根道から外れて下っていくと嬉しいことに霧が晴れ・・少し安心!
身支度を整え、行くぞ!と藪に分け入って沢へと下っていきます!
あまり持ち合わせのない運動神経を120%動員して浅い沢を飛び越え!
その先の藪へ・・ 定男さんが鉈をふるって行く手を切り開きながら↓↓

実に頼もしく突き進む定男さんですが、うっかりするとしなった枝や、笹が
ビュン!バシッ!とすぐ後ろをヨタヨタ進む店長の顔面を容赦なく!
さ、 定男さん! 狙ったでしょ今のは・・
足元も見えないので根っこや倒木につまづいてコケそうに・・油断でけん
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特別誂えの鉈を持つカジさん、ずしりと重く分厚い鉈は威力満点!
フードを被った定男さん・・ ジェダイマスターの様です・・オーラ出てます。

落ち葉が積もって腐れた足場はふかふかと気持ちイイですが安定せず、
湿ったところではズブズブとはまるので安易に踏み出せず・・ヤバイ汗が。
「ひぇ~」「ほひぃ~」と変な声を出しながら進むと当たりポイントへ↓↓
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ブナの巨木が倒木となりびっしりと苔むしてました。一昨日の雨でジュクジュクに水分を含んだこの倒木に「ブナハリタケ(白いやつです)」がみっちりと発生!キクラゲのような食感のブナハリをまずはゲット!おっしゃ~
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同じ木に「ムキタケ」も多量に!ムニュ~プリン!と独特の触感が・・
これもプリプリと摘み取って・・ 虫さんニョロリは惜しげもなく捨てます!
今年は気温が高めなのでせっかく発生しても虫さんに先を越され・・
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覚悟を決めて、ぐじゅぐじゅ濡れた幹に抱きついて裏側を覗き込んだら!
「サルノコシカケ」が!この大きさ位だと、3日程でムクムクと成長するんだそうです、一年くらいかかるのかと思ってました・・きのこってスゴイんですな。
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これは「タヌキの茶袋」成熟すると真ん中に穴があいて「ポフっ」と胞子を
煙のようにだすので「ケムリタケ」とも、木ではなく地上に発生するのは
「キツネのチャブクロ」=「ホコリタケ」だそうです。忍者ごっこに使えそう!
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皆さんも覚えてください!↑コレが「ツキヨタケ」です毒キノコですゾ!
写真のは老菌で黒いから見分けられますが、幼菌は「ムキタケ」と
見分けがつかない色形です!日本での毒キノコ中毒例の半数以上が
この「ツキヨタケ」だと言うことです

日本では古くから毒キノコとして知られており、『今昔物語集』では
「和太利(わたり)」という名で登場し、和太利による毒殺未遂事件が取り
上げられている・・ だそうです。古典的な毒キノコなんですな。
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見分け方!「ツキヨタケ」か「ムキタケ」か迷ったときは、傘の根元を
切ってみよう ↑↑写真のように黒い染みがあれば「ツキヨタケ」で毒!
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↑↑こちらは「ムキタケ」黒い染みはありません!
定男さんに「誤って毒きのこ食べたことは?」と問うと
「なんでも試しておかなくてはと、色々食してみますよ!」 ですって!
「死にはしないですが、下痢・嘔吐が酷ければ1週間くらいですかね~
内臓がただれたようになって、具合わるいですよ」 って、試すんだ・・・
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↑↑倒木の上に発生した 「カワラタケ」 屋根瓦のようなので。
これも癌予防など免疫系の薬効があるそうです! そうと聞けばね!
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↑↑手の届かない高さに発生したかなりデカイ「サルノコシカケ」
これでも1,2週間で大きくなるそうです! すげぇ~
この写真のように、裏側が白いものは生きていて、黒くなったのは
死んでしまっているのだそうです。薬効成分は生きていないと期待
出来ないので、裏が白いものでなければ、飾りにしかならないとか・・
また、薬効成分は、水溶性なので、雨に当たっていると流出して
しまうのだそうです。 だから煮出して摂取するんですな~
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牧草地を歩く定男さんの脇にある足跡・・ これはクマのもの。 クマ!
マスター曰く、牧草地のクローバーが好きだから、草食べて、水飲みに
沢へ降りていくのに通ったんでしょ って僕らもその沢に向かって・・る?
そういえば連れてる犬「ゆうじろう」の姿が?「何かのにおいを追ってる」
え、「ゆうじろう」は北海道犬!クマ専門(ヒグマとか)の猟犬なんですと
まさか クマのにおいを追っかけて・・  やばいんじゃないの~~
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「ゆうじろう」戻ってきてくれて安心。また笹薮を踏み分け、沢へと降りて
いきます。朝から「ボリ」を狙っているのですがチラとも有りません。
「ツキヨタケが腐れるとボリが出てくるもんですが、まだツキヨなので、
このあとなんですかね?出れば一気にぶわっと出るんですがね~」
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沢を歩くタイガ少年。 このポイントはアップダウンがきつくて、店長は
足が上がらなくなってきました・・足あがらないとつまづいて危ないの。
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沢から離れ、風通しがそこそこ、木漏れ日も僅かにある斜面で
「ここは香茸のポイントですから一生懸命においをかいで下さい!」
なにっ!香茸と!クンクンクンクンー、んー?香らないですね。残念。
仕方ないから「ツルニンジン」探しましょう! ほら、それ、そこ掘って!
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「ツルニンジン」ゲット! 日本では聞かない野草ですが、韓国では
高麗人参の代用品として高値で取引され、抗癌植物として認定されて
いるそうです!「伊東さん、あれ、チャングム見てなかった?出てくるよ」
「あ~、かのちゃんとマンガのやつ見てました、出てました?」
肺や消化器系の癌に効くそうです! 「焼酎に漬けて3年待ってね」
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「ほら、ここ、草もなくなってるでしょ、ここ鹿の寝床ですよ」
「はぁ、しかと見ましたが・・どこ?ねどこ?」
「ほらこれ(オレンジの点線部分)↑↓これ爪の跡、起きて爪をかけてグイッとこの向きで立ち上がったんですよ」
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定男さんの野外授業は続きます・・(足、いい加減、限界なんですが・・)
これ、赤く紅葉してるのが「ツタウルシ」、触っちゃだめですよ!木漆より
かぶれが酷いですよ!この下を通っただけで敏感な人はかぶれます!
赤く紅葉してキレイだってゆうんですが、近頃、増えすぎて困ってんです
繁殖力が強すぎて この、コイツメ!コイツメ! コンニャロ~メ」

定男さんは「森の守り人」。毎日森に入って、森の息遣いを感じてる。
歩きながらもブナの木の下枝を落としたり、絡みついたツタを解いたり、
森を育て、世話をして、森からの恵みを分けて貰っている。
ただ、収奪しているだけじゃない・・ あこがれますな、もやしっ子としては。
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「伊東さんね、あの尾根を行きましょう、ずっと下っていくと楽しいですよ」
「へえぇっ!あれ・・降りていったらまた登ってこないと帰れないすよね」
「ええ、ええ。」
「それ、何時間コースです?」
「ええ、たっぷり5時間。」
「ふへぇっ! また今度っつうことで (ムリムリ限界・・)」
時計を見たら間もなく2時。あー帰る時間でホッとした!
どうですか、店長少しは毒出し出来た顔してますでしょ!!
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「ゆうじろう」 北海道犬、生粋のクマ猟犬 この面構えで1歳!
「群れない。媚びない。芸しない。」頭なでてもらおうなんて思っちゃない!
「ゆうじろう」のお陰で無事山から帰れます。 ありがとう。

さて、本日はすっかり足手まといでしたがありがとうございました。と
定男さんにお別れの挨拶をしますと、
「いえ、こちらこそ。 それじゃ私はもう少しきのこ探して・・」
と「ゆうじろう」を連れて、再び森の中へ!
「ゆうじろう」もトロイ連中が来ないからか、心なしか嬉しそう。

これから誰にも教えられない秘密の畑に行くんだね、定男さん。
背中に発信機、付けといたからね。 (写真撮った時にさりげなく)

by takupape4 | 2008-10-09 00:20 | ボス☆ライフ


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