ヌッフデュパプのボス・ブログ

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2013年 03月 20日

衝撃を受けた お弁当のお話 これはすごかった! FBから

先日参加してきました SOUL OF TOHOKU主催のシェフツアーでの一コマ
盛岡〜岩泉〜田野畑〜岩泉〜盛岡と移動に次ぐ移動の中で
お昼に頂いた お弁当に大感激!

なんだ・・お弁当か・・ 
と正直ナナメな気持ちで(失礼!)フタを開けたら 
おや! ただならぬ佇まいを見せるお弁当ではないですか
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なんでも
岩泉 瀬戸屋旅館 邊見むつ子さんの手によるもので
邊見さんは食の匠に認定されてらっしゃる方

お世辞にも豪華絢爛 彩り鮮やか という訳ではなく
どれもこれも 手の込んだ 時間のかかる物ばかりが
一つの折に詰められている 
フタを開けた初見で そのただならぬ様が感じられ 
なんじゃこりゃ 凄いぞ。

お品書きを見損ねてしまったので詳しくはご勘弁。。

②左上の仕切りには
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・エゴテン(エゴ草という海藻をコンニャク状に固めたもの)
・ひらたけの煮物
・山わさびの茎と松茸の和え物
・イチゴ
・きのこと地大根?の甘酢和え

③右上には
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・短角牛と野菜の煮物を芯にして寒干し大根 さらに凍豆腐の巻物
・煮物?を凍豆腐で挟んで揚げた物
・岩豆腐?の田楽 バッケ味噌
・川魚の昆布巻き(この昆布もまた青々として柔らかく!)

④ごはんは
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・ちらし寿司
 錦糸卵 タケノコ シイタケ
 それに 山桜(八重桜)の甘酢漬け←これがまた!

⑤右下には
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・コンニャクのクルミ和え
・どんぐりの饅頭

揺れるバスの膝の上で撮ったのでブレてます。。
おかずも不確かですいません

⑥どんぐり饅頭の断面(コーフンのあまりについ!)
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邊見さんに後で聞いたのですが
*山で集めたドングリを湯がいてカラを外し落花生のような中身を
アク抜きして←このアク抜きに楢の木の灰灰汁を用いないと
このように黒くならない! んですって
雑木の灰灰汁で赤っぽくし上がってしまうのだそうです・・
あんな小さなドングリを・・ 昔昔から飢饉対策にと
ドングリの粉を準備していたという
生活の知恵なんて生易しいものじゃなく 命を繋ぐためのもの。

なんだろう・・
このお弁当に詰められたもの
食べる 生命 大地 風土 暮らし 伝統 おもてなし 手仕事
がつーんと来ました おいそれと箸が進まず・・
食べ散らかす訳にはいかず・・ 
一つ一つ ゆっくり味わわせていただきました。

ひと折のお弁当をこんなに時間かけて食べた事あったかな?

美味しかった 素晴らしいお弁当でした
食べたら少しマシな人間になった気がしました(少し・・)

知らない事だらけが詰まったお弁当でもあり
日々「岩手の食材は!」なんてさかんでる自分が恥ずかしく
もっと識る ちゃんと食べることが必要だと・・

ますます岩手に惚れ込んでしまう 一食でした!

ご用意してくださった邊見さんに
手配してくださった 岩泉産業の茂木さんに 感謝です

*このお弁当を頂いてから随分と時間が経ちますが
まだまだ忘れられないです 何かとても大事な事が
あるようでアタマに引っかかってます・・
何なのだろうかと 反芻しながら暫く考えてみます。。

by takupape4 | 2013-03-20 22:02


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