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2010年 02月 12日

地産地消・促成アスパラガス産地見学会 に参加しました。

盛岡地方振興局農政部 よりのご案内をいただいて
促成アスパラガス産地見学会に参加(潜入)してきました!

朝10時!(眠~っ)飯岡農業構造改善センターに集合してバスで移動
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湯沢団地側の藤原栄作さんの圃場
(バスの中から撮ったら窓ガラスの熱線にピントが合ってしまった・・)
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アスパラハウスの中!
え~~っ!何コレ!めちゃめちゃニョキニョキ生えてる!!
ムーミン谷のニョロニョロかよ・・ この光景には、コーフンしますね。
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萌芽したてのアスパラの若芽
芽出したばかりのアスパラは紫色、アントシアニンが豊富なのでしょう・・
去年の春、岩泉で「しどけ」を掘っていた時に、土中のしどけが紫がかっていたのを思い出した!  同じだね ナルホド。
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ほらほら~ちゃんと勉強会してますでしょ!
ハウスの中でレクチャーを受けます(外は零度、二重ハウスの中は12度)
アスパラの最盛期は5月。長野、北海道の主要産地がピークとなるのだ。
市場が最も薄くなるのが12月から2月まで、その時季は輸入に頼るため、
メキシコ産が中心。そこに岩手産を出荷できれば高値で売れる!のだと

ところが、アスパラの根株は寒さを感知して秋の到来を知り、その後の
温度上昇を感じてこそ春を知る。  年末商戦に向けてアスパラを出荷
するには、盛岡より早く秋を迎える奥中山高原から、秋体験を完了させた
根株を仕入れるのだそうです。

仕入れコストを吸収しても、その時の流通価格からすれば充分収益も確保
できるのだそうです。 そうですよ、儲からなければ農家だって動きません。

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アスパラの根株は地面に直接植える(伏せこむ)のでなく、地面に熱線を敷き、
盛り土を寄せて畝にして、写真のように断熱材をはさんで加温、保温する。

促成では、路地栽培30アール分の根株を10アールのハウスに密植する
のです。作業効率や、加温するための効率なのですね。それでこの見たこともない
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アスパラの密林が生まれるのですね。
今まで知らなかった現場を見て、面白かったは面白かったのですが・・
経済性、効率性ありき・・のような感も拭えなくて、正直、引きかけました。

頭では解る。でも、体を突き動かすような、熱い何かが欲しい!

なんて思っていたとき、一緒に参加していた丹料理長が
「これ、美味いっすよ」とアスパラを差し出すじゃありませんか!
どうやらハウスの主、藤原さんの奥様が手渡してくれたようで

「え?生だろこれ・・ え? シャキッ  美味いじゃん!これ!」

普通なら皮が固くてボクっとした感触ですが、柔らかくてシャキシャキ!
しかもジューシーで、甘く、トウモロコシの香りが残るんだから!
初めてトウモロコシの「味来」を生で食べた時の衝撃を思い出す。

(ちなみにコーンが大好きです。我が家には缶詰のスイートコーンは欠かせませんし、美味しさの基準がトウモロコシなので、枝豆とか、トウモロコシ系の香り、味のする野菜は大好物です)

あっという魔に大好物にランクインした「促成アスパラ」!
やる気でてきたなー! 美味しいならOK!美味しいが最高!神だね。
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がぜん真剣にキョロキョロ!
なんと「奥中山スーパーウェルカム」・・ 品種名だそうです・・ 隣の畝には
なんと「バイトル」・・ 「倍採る」・・ なんとあからさまなネーミングなんだ・・
いや、美味しいから許す! 2倍でも3倍でも採るがよろしい!!

初めて知った事がまた一つありました。
アスパラに太いのやら細いのがあるじゃないですか、あれって品種とか、
細いのが大きく成長すると太くなるんだと思っていたんですね、それが
違うんだな! 太いのも細いのも色んなサイズのアスパラがランダムに
芽出すのです!細く出たのは細いまま、太く出たのはそのまま太い!

出た太さは変わらずにまっすぐ伸びていくんですよ! 知ってた?
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藤原さん家のハウスで採り立てのアスパラをいただいてセンターに戻ります
後半の試食タイムですね。
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率先して茹でる作業を買って出る丹料理長。
この方の こういう人懐こいというか 人っ子の良さは最高です!
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ハウスものですから、色はやはり淡いですね、綺麗ですが、生命力というか
迫力には欠けます。

ですが逆に、アクも少なく、皮も固くなく、素直にジューシーな甘さが
このアスパラの生命力。
アスパラは収穫後~3日でビタミンCは半減以下となります
したがって、このように距離が近い事、流通時間を短縮できる事は
ダイレクトに味覚に影響する。 栄養面から見てもね。
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そして、岩手県食の匠である黒沢一子先生に料理指導をしていただきました。
この黒沢先生は雫石の農家のマンマであって、気風がよく、気持ちよい!
「なんだかんだ言っても、そのままがイチバン!」  んだね~

さあ、総括。
促成アスパラ、理屈は理解しました。農家さんの冬を応援できる。
近郊に生産現場がある
通常の流通ではなく、直にやり取りさえ出来れば
その日の朝に採ったアスパラをその夜に販売できる
その日のうちであれば、それこそ「生アスパラ」の美味しさをお伝えできる

さて、実現できるか!

by takupape4 | 2010-02-12 01:12 | ボス☆ライフ


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