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2010年 01月 29日

有楽町西武 閉店 ・・・ ショックどころじゃない・・・

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朝日新聞、朝刊の一面を見て ア然! びつくり! お口アングリ!

新卒で入社し、8年半勤めた「有楽町西武」が年内で閉店するという・・
嘘だろ という気持ちと ほらみろ という気持ちがないまぜ・・

84年に開店し、「マリオン現象」とまで言われるブームを起こし
銀座・有楽町地区の人の流れをも変えた商業施設。

87年、配属されたのは憧れの有楽町西武 食品課!
新入社員のボクちゃんは
お客様でごった返す店内で、邪魔にされながら「品出し」の日々・・
忙しい日は売場にも出れず、地下の商品管理課の脇で、
果てしなくダンボールをつぶす毎日でした。

ほどなく、新設される西武B館の地下に150坪超の酒売場「酒蔵」を
立ち上げるプロジェクトに参加する事になるんです。

田中一光先生がデザインしたモダンな店内にロゴ! 当時の西武の
真骨頂だった情報発信が明快な形となって出現したのです。

「日本一」いや「東洋一」と言われた 「酒蔵」 にはワインセラー、
日本酒セラー の温度管理設備が、それまでになかった規模で導入。
当時国内で入手可能なありとあらゆるジャンルの酒が揃った!

酒ばかりか、チーズ、世界の珍味、内外の銘品が集積されるという
「酒の肴」をも網羅し、グッズ、書籍にまで至るセレクション!

特級クラスのワインが、グラス売りで飲めるワインバーが併設され、
酒売場というよりは総合して 「酒文化」売場でした。

実際、酒蔵のメンバーたちは
「オレたちが売ってるのは酒じゃない、文化だ!」と イキがってました!
そして、それが何より格好よかった。

酒蔵で修行した8年半に経験した事、出会った方々、上司、先輩、同僚の
全てが今ある自分の血と肉となっております。
(盛岡にいるので、不義理ばかりですいません 皆さん。) 

スコットランド、エルギンの街にある「ゴードン&マクファイル社」に
シングルモルトの買い付けに同行させていただきました。
ゲイのお兄ちゃんにヤラれそうにもなったっけ・・ 危なかった!

文革時代に廃棄されたはずが、実は某所に隠されていたという
幻の「陳年マオタイ酒」を追い求めて、北京→広州→香港と巡る出張
なんてのもありました。  素晴らしい芳香でした・・

まさに天職!とばかりに夜遅くまで働いた、休日もよく返上してた。

ですが、時代 は残酷です。

バブルがはじけた後、並行輸入やディスカウントショップといったカウンターカルチャーが隆盛し、ダイエーが全国を席巻し、ABC分析やら、ウォルマート理論がもてはやされ

西友から来た社長が「百貨店でもオペレーションシステムで合理化だ」
と雄たけびを上げる始末。 意味わかんない。
非合理の象徴的な 「酒蔵」はA級戦犯扱い。

94年暮れ、ついに、夢のような職場は「リストラ」の名の下、閉鎖となり
食品売場は広大な靴屋に、「酒蔵」はポロショップに・・・  あり得ない!

翌、95年、社を辞して盛岡に移り、「ヌッフ」の開店に参加・・今に至る。

ネットや新聞の解説で
有楽町西武は、地下食品売場を無くしたのが不振の原因の一つだ
なんて記事を目にすると「ほらみろほらみろ~」と思うんです。 くやちい。

あと2年辛抱してたら 97年の赤ワインブーム到来で・・  なんて妄想。
あの品揃えがあれば・・東急百貨店でもエノテカでもない! という確信。
じゃあ、時代 じゃなくて 経営判断ミス?人災だったの?   は暴言。

そんな有楽町西武が閉店するというのだ

「酒蔵」を切り捨てて、ファッションに特化させたというのに、よりによって
ファストファッション?「ユニクロ」?に負けたとは悔しいにも程がある。

by takupape4 | 2010-01-29 01:03 | ボス☆ライフ


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