「Seihai no Angou」
カタリ派ってご存知でした?
カトリック教会から異端として弾圧され、審問の果てに
火刑台に消えていったキリスト教の宗派。
時は中世、ちょうど教皇庁がアヴィニョンに移されていた
時代ということもあり
(つまりはシャトーヌフデュパプが生まれた時代ですね)
興味満載で 一気読み。
ピレネー山脈の懐にこんな悲しくも美しい信仰の物語があり、
時の権力によって歴史から抹消されていたとは・・
おかげで新幹線の中では、身じろぎもせずにページをめくり続け
重度の肩こりに・・ いまだに軽い頭痛に悩まされてます。
実に読み応えのある上下巻でした。
ぜひ読んでみてください。