ヌッフデュパプのボス・ブログ

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2010年 01月 10日

パトリック・マロワイエ 「千夜千本」

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Patrick Maroiller Marsannay 2006
清澄度の高く艶やかなルビー・ルージュ。リムは透明、エッジ付近はすでにオレンジが強く、角度によってはブラウンまで見える
クランベリー、ゼラニウム、さっぱり系の梅酒、マグロの赤身
含むとマルサネとは思えない甘さ、コシの柔らかさ、甘酸っぱく、やはり梅酒、シロップ漬けの青梅、外観では認識できなかった粘性を感じる
だからといって舌の上に甘く居座ることはなく、潔く、淡白なまでに引いて行き、
穏やかな、ミネラル、若干のタンニンの刺激

このマロワイエ氏は、モンジャール・ミニュレ、ピエール・ダモワで修業
(なるほど果実美のタッチが柔らかいわけ?)
現在はアンリ・リシャール(あまりよくしりません)で醸造責任者を務める。

自家所有のこのマルサネは年産4樽、1200本余りだそうで、なんでも
地元にある士官学校の卒業記念に配られるというお墨付きなのだとか

ジュヴレ村にあるレストランで飲めるくらいで、ほぼ市場に出ないのだとか・・
そんな伊東好みのセールストークにつられて・・ はいどうも。

でも実にユニークなマルサネです! こんな感覚は初めてです。

有機(ビオ・ディナミかどうかは忘れました)らしい柔らかさ、粒子感、
早熟な退色加減。 柔らかくて球体イメージ、フレッシュ、鉄分・・

大きなスケールではもちろんないのですが、さまざまな要素が
見え隠れしながら、時間とともにミルキーな風味を載せていくと

これがけっこう飽きずに楽しめたりするんですね!

パートナーの料理には若干の脂肪が欲しいところ
コンフィ、マンガリッツアの肩ロース、白身のてんぷら
今宵は定番 鳩のラグーソースのフジッリ これもいけました。

こんな落ち着いて、都会的な感覚のマルサネってのもいいもんです。

by takupape4 | 2010-01-10 04:09 | ボス☆ライフ


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